尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は9日、新たな大統領警護処長に朴鍾俊(パク・ジョンジュン)元大統領警護室次長を任命しました。
尹政権で2人目の警護処長となります。
前任の警護処長、金龍顕(キム・ヨンヒョン)氏は国防部長官に起用されました。
大統領室は朴氏の任命について、「几帳面な性格で、大統領警護室の次長時代に柔軟な警護システムを実現し、大統領の安定した国政運営を支えた」と述べ、適任者であることを強調しました。
朴氏は記者会見で、「国家元首の安全は国の安全保障に直結する重大な事項だ。大統領の警護に万全を期して任務を遂行する」と述べました。
朴氏は、警察大学を首席で卒業後、警察庁次長などを歴任した元警察官僚で、政策の企画にも長けているとされています。2013年から2015年にかけて、朴槿恵(パク・クネ)政権下で大統領警護室の次長を務めた経験もあります。