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韓半島

片側12輪の移動式発射台 北韓

Write: 2024-09-10 12:55:39Update: 2024-09-10 13:14:01

片側12輪の移動式発射台 北韓

Photo : YONHAP News

北韓が片側12輪の、これまで最大の新型移動式発射台を公開し、新たなICBM=大陸間弾道ミサイルの開発を、アピールするためではないかとする見方が出ています。 
 
北韓の朝鮮中央通信は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、北韓で軍需産業を担う「第2経済委員会」傘下の「国防工業企業所」を視察したと伝え、視察の様子の写真を、8日、公開しました。
 
写真には、片側12輪の新型の移動式発射台が写っており、北韓が片側12輪の移動式発射台を公開したのは、これが初めてです。
 
北韓がこれまでに公開した移動式発射台のなかで車輪がもっとも多かったのは、長さ23メートルのICBM「火星17」を搭載する、片側11輪でした。
 
専門家は、車輪の数が増えたのは、搭載するミサイルの長さが長くなったことを意味し、それによって射程距離が長くなった可能性や、弾頭の重量を増やし、破壊力を高めた可能性があることを示唆すると話しています。
 
北韓が今回、片側12輪の移動式発射台を公開したのは、ミサイル能力を誇示して、韓国とアメリカに圧力を加える狙いがあるという見方が出ています。
 
韓国軍の関係者は、「韓米の情報当局が引き続き分析している。写真だけで判断するのは早い。見せつけるための改良が行われた可能性もあり、さらに見守る必要がある」と話しています。

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