EV=電気自動車の発火による大規模な火災で、国民の不安が高まっていますが、家庭でも電動自転車のバッテリーの発火による火事が相次いでいます。
富川(プチョン)消防署によりますと、11日午前0時32分ごろ、5階建ての住宅で火事があり、この建物に住む30代の女性など7人が煙を吸って病院に搬送されました。
2階の住民が、部屋でバッテリーを充電し終わったあと、充電器から分離しておいたところ、およそ4時間後に発火したということです。
これに先立って、釜山では9日、国際コンベンションセンターの地下駐車場で、電動自転車のバッテリーが発火する事故がありました。
当時、近くにはEVも停められていたため、危うく大規模な火事になるところだったということです。
2019年には2件に過ぎなかった電動自転車のバッテリーが原因の火事は、ことしに入ってから6月までで、すでに15件も発生しています。