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政治

「離散家族の日」記念式典で 尹大統領「解決が急がれる課題」

Write: 2024-09-16 10:46:10Update: 2024-09-16 13:23:25

「離散家族の日」記念式典で 尹大統領「解決が急がれる課題」

Photo : YONHAP News

韓国戦争などで南北に生き別れとなった人々のための「離散家族の日」の記念式典が15日、ソウルで行われ、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、「南北離散家族の問題は最も解決が急がれる課題」との認識を示しました。
 
韓国では、南北離散家族問題に対する国民の理解を広めるため、去年3月に発効した「離散家族法」にもとづき、毎年秋夕(チュソク)の2日前の旧暦8月13日を「離散家族の日」と定めています。
 
15日にソウルのKBSアートホールで行われた記念式典には、離散家族や国会議員、政府関係者などおよそ320人が出席しました。
 
記念式典で、尹大統領は金暎浩(キム・ヨンホ)統一部長官による代読で、南北離散家族の問題について「最も解決が急がれる課題だ。北韓当局が人道的交流すら拒否しているが、われわれはできる限りの取り組みを進めている」と述べました。
 
また、尹大統領は、「離散家族の再会を申請した13万人のうち、毎年3000人以上が家族に再会できないまま亡くなっている」と、この問題の深刻さを指摘しました。
 
さらに、去年北アメリカ地域で実施した離散家族の実態調査を今年から全世界に拡大して行っていることを紹介し、「この問題に対する国際社会の関心を引き続き喚起し、協力の基盤を強化していく」と強調しました。

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