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韓半島

北韓が再び飛ばした「ごみ風船」で 火災相次ぐ

Write: 2024-09-16 11:10:11Update: 2024-09-16 11:10:39

北韓が再び飛ばした「ごみ風船」で 火災相次ぐ

Photo : YONHAP News

北韓がごみを吊り下げた風船を再び韓国に向けて連日にわたって飛ばし、これにより火災が発生する被害が相次いでいます。
 
韓国軍の合同参謀本部によりますと、秋夕(チュソク)の連休が始まった14日の夜、北韓がごみを吊り下げた風船50個余りを韓国側に向けて飛ばし、このうち10個余りがソウルや京畿道(キョンギド)北部に落下しました。
 
また、15日の午後にもごみを吊り下げた風船120個余りを韓国側に向けて飛ばし、このうち40個余りがソウルや京畿道(キョンギド)北部に落下しました。
 
一方、これらの風船が原因とみられる火災も各地で発生しています。
 
ソウル市江西(カンソ)区では、15日の夜、北韓から飛ばされた風船が建物の屋上に落下し、火災が発生しました。火は18分後に消し止められ、けが人はいませんでした。
 
また、前日の14日には、京畿道坡州(パジュ)にある製薬会社の倉庫でも、北韓からの風船が原因とみられる火災が発生し、商品などに数千万ウォンの被害が出ています。
 
消防当局によりますと、これらの火災現場からはいずれも発熱タイマーとみられる装置が見つかっているということです。
 
この装置は、ごみの入った袋を風船に吊り下げているひもを燃やし、ごみの袋を切り離して落下させる役割を果たしていますが、燃焼の途中の段階で落下し、その火種が火災を引き起こしたものとみられています。

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