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韓半島

超大型弾頭つけた短距離弾道ミサイル 北韓が発射実験に成功か

Write: 2024-09-19 11:51:24Update: 2024-09-19 11:52:09

超大型弾頭つけた短距離弾道ミサイル 北韓が発射実験に成功か

Photo : KBS News

北韓が超大型の通常弾頭を付けた、新型の短距離弾道ミサイルの発射実験に成功したと、朝鮮中央通信が19日、報じました。 
 
それによりますと、北韓は、18日、4.5トン級の「超大型の通常弾頭」を付けた、新型の短距離弾道ミサイル「火星11」の発射実験を行い、成功したということです。
 
実験は、標的に命中させる精度や、超大型弾頭の爆発力を確認する目的で行ったとしています。
 
「火星11」の発射実験は、ことし7月1日にも行っていて、北韓はこのとき、7月中に2回目の実験を行うとしていました。
 
「火星11」は、射程距離が最大で600キロと、韓国全土を攻撃できるとされていますが、今回は400キロを飛ぶのにとどまりました。
 
これについて韓国軍の関係者らは、射程距離は短かくし、その代わりに弾頭の重量を4.5トン以上に増やした可能性があるとしています。
 
北韓は13日、ウラン濃縮用の遠心分離機がずらりと並んだ間を歩く、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の写真を公開しています。
 
金委員長はこのとき、戦術核兵器の製造に必要な核物質を作ることに総力を結集するほか、韓国攻撃用に小型化された核兵器の開発のスピードを上げるよう指示しています。
 
核弾頭を小型化、標準化するのに成功した北韓が、通常弾頭は、超大型に開発することで、「ツートラック」で挑発を仕掛けようとする思惑があるとみられます。
 
北韓の威嚇が高度化するなか、韓国軍は来月1日、合同参謀本部の下部組織で、北韓の核や大量破壊兵器に対応する「戦略司令部」を立ち上げます。

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