女子サッカーの20歳以下ワールドカップの決勝戦が、現地時間の22日、南米コロンビアの首都、ボゴタで行われ、北韓が日本を1対０で下して、優勝しました。
 
北韓はこれまで、この大会で2006年と2016年に優勝、2008年に準優勝を経験しており、今回が8年ぶり、3回目の優勝となりました。
 
今回の優勝で、北韓は、優勝回数でドイツ、アメリカとトップに並びました。
 
北韓は、新型コロナウイルスの影響で、今大会が2018年以来、6年ぶりの参加となりましたが、グループリーグから決勝までの7試合を全勝し、通算25ゴール4失点という圧倒的な強さを見せました。
 
準決勝で、ランキング1位のアメリカを1対0で下した北韓は、日本との決勝戦でも序盤から主導権を握り、前半15分、アメリカ戦で決勝点を決めたチェ・イルソン選手が先制点を奪いました。
 
日本は後半、北韓の堅固なディフェンスに苦戦して、同点には持ち込めませんでした。