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韓半島

金与正氏 米原潜の韓国寄港を非難

Write: 2024-09-25 10:04:07Update: 2024-09-25 10:10:01

金与正氏 米原潜の韓国寄港を非難

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は、アメリカ軍の原子力潜水艦「バーモント」が釜山に入港したことを強く非難し、「核能力を限界なく強化する」と威嚇しました。
 
これに先立ち、韓国海軍は23日、バーモントが釜山の海軍基地に入港したことを明らかにしました。バーモントが韓国の港に寄港したのは初めてです。
 
これを受け、金副部長は、国営の朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、「核戦略資産を持ち出して武力を誇示し、脅威を増大させ、覇権を握ろうとするアメリカの野望が極大化していることの証明だ」と主張しました。
 
また、「アメリカの戦略資産の展開が頻繁かつ多様化している」としたうえで、「アメリカが圧倒的能力を見せつけても、何も変わらない。原子力潜水艦の入港が、恐怖の対象にはならない」と強調しました。
 
一方、今回の談話で北韓は、「国家首班の直属の独立情報機関である航空宇宙偵察所が23日午前10時3分10秒に、韓国の釜山にある港で異常物体を捉えた」と明らかにしました。
 
航空宇宙偵察所は、北韓が去年打ち上げた軍事偵察衛星「万里鏡(マンリギョン)1号」を通して得た情報を分析する機関です。
 
当時韓国国防部長官だった申源湜(シン・ウォンシク)氏は、「万里鏡1号は、軍事偵察衛星としての機能を果たせない」と述べましたが、今回の談話で、入港した時間を秒単位まで明らかにすることで、北韓の軍事偵察衛星の監視能力を誇示するねらいがあるものとみられます。
 
ただ、衛星写真など直接的な根拠は提示しませんでした。

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