ソウル市は、韓国では初の試みとなる自動運転タクシーの運行を、江南(カンナム)地域の試験走行エリアで26日から開始すると発表しました。
江南区は、3キロメートルの短距離通行の需要が全体の30%に達していて、乗用車を使った短距離通行の需要がソウルでもっとも多い地域です。
運行時間は、平日の午後11時から翌日午前5時までで、出発地と目的地は江南区の試験走行エリアです。
タクシー配車アプリ「カカオT」を利用し、一般のタクシーと同様に呼び出すことができます。
安全のため、タクシーには運転手1人が同乗し、4車線以上の道路では自動運転で、住宅街やスクールゾーンなどでは運転手が運行します。
年末までは無料で運行し、来年からは有料化を進めるということです。
運行台数は3台からスタートし、来年上半期には、運行区間と台数を拡大する計画です。