メニューへ 本文へ
Go Top

社会

警察署長は禁固3年 区長は無罪 梨泰院転倒事故

Write: 2024-10-01 10:52:09Update: 2024-10-01 15:10:01

警察署長は禁固3年 区長は無罪 梨泰院転倒事故

Photo : YONHAP News

おととし10月29日のハロウィーンで、159人が死亡、195人がけがをしたソウルの梨泰院(イテウォン)転倒事故で、ソウル西部地方裁判所は、当時、現場を管轄した龍山(ヨンサン)警察署長に禁固3年、龍山区長には無罪の判決を言い渡しました。
 
裁判所は9月30日、龍山警察署の李林宰(イ・イムジェ)前署長について、事故の可能性を十分に予想できたにもかかわらず、対策を立てるなどの職務上の義務を果たさなかったことや、事故発生後も対応が遅れた点などを挙げ、禁固3年の実刑を言い渡しました。
 
これで、事故発生から2年近くたって、国家機関の業務上過失が初めて認められました。
 
一方、朴熙英(パク・ヒヨン)龍山区長をはじめとする、龍山区庁の関係者らには、無罪が言い渡されました。
 
裁判所は、事故の直接的な原因は、大勢の人の流入と密集だとして、自治体の行政機関に、群衆の密集を分散させる権限や規定が存在したとは言い難いと判断しました。
 
事故の遺族らは、李前署長の有罪判決について、「意義はあるが、十分ではない」、朴区長の無罪判決については、「免罪符を与えた」として批判しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >