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政治

尹大統領が拒否権行使 妻の疑惑捜査など3法案

Write: 2024-10-02 15:28:32Update: 2024-10-02 15:36:24

尹大統領が拒否権行使 妻の疑惑捜査など3法案

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、妻の金建希(キム・ゴニ)夫人をめぐる疑惑を、政府から独立した特別検察官に捜査させる特別法案をはじめ、野党主導で国会で可決した3つの法案に対して、拒否権を行使しました。尹大統領が拒否権を行使した法案の数は、これで24件にのぼります。
 
今回、尹大統領が拒否権を行使した3つの法案は、先月19日に与党「国民の力」が出席しないまま、最大野党「共に民主党」など野党主導で国会本会議で可決したものです。
 
具体的には、金夫人が輸入車ディーラー「ドイツ・モーターズ」の株価操作事件に関与した疑惑などを捜査する特別法案、海兵隊員が殉職した事故をめぐって大統領室が圧力をかけたとされる疑惑を捜査する特別法案、地方自治体が商品券や地域通貨などを発行する際、国の財政支援を裁量から義務に強化する内容の地域貨幣法改正案の3つの法案です。
 
政府は先月30日、この3つの法案に対する再議要求案を、閣議決定していました。
 
尹大統領の拒否権行使を受け、「共に民主党」は、今月4日に本会議を開いて再議決を行う方針です。
 
拒否権が行使された法案が再可決されるには、在席議員の過半数の出席と、出席議員の3分の2以上の賛成が必要となります。
 
野党が特別検察法案を推進する理由について、匿名による再議決を通じて与党を分裂させ、最終的には尹大統領を弾劾する狙いがあるとして、与党は反発しています。

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