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社会

北韓からの汚物の風船 火薬塗られ火災の恐れ

Write: 2024-10-07 13:11:57Update: 2024-10-07 13:24:46

北韓からの汚物の風船 火薬塗られ火災の恐れ

Photo : YONHAP News

北韓がことし5月から韓国に向けて飛ばしている、ごみや汚物をぶら下げた風船には、火薬成分が塗られていて、火災が発生する恐れがあることがわかりました。 
 
国防部が6日、明らかにしたところによりますと、北韓が韓国に向けて飛ばしている、ごみや汚物をぶら下げた大型の風船には、風船とごみの入った袋の間に乾電池式の発熱タイマーが付いていて、このタイマーは、火薬成分がひも状に塗られている袋とつながっているということです。
 
時間が経つと発熱タイマーが発火し、火薬成分を爆発させ、ごみや汚物をまき散らす仕組みとなっています。
 
しかし、北韓がどのような種類の火薬成分をどのように処理してひも状にしたかは明らかになっていません。
 
風船には、空中に飛ばすための水素ガスも確認されましたが、水素は火が付くと爆発する危険性があります。
 
北韓が最近、汚物をぶら下げた風船を頻繁に飛ばしていることから、軍事境界線に近い首都圏の一部の地域では、実際にこれによる火災がしばしば発生しています。
 
一部では、北韓がこうした風船に生物物質や化学物質を入れて、兵器として使う場合、韓国国民に致命的な脅威となるという懸念の声が出ています。
 
一方、北韓は6日、3日ぶりに再び汚物をぶら下げた風船を韓国に向けて飛ばし、ことし5月からこれまでに合わせて25回にわたって飛ばしていて、大統領室や国会、国防部などの主な国の機関に落下しています。

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