メニューへ 本文へ
Go Top

政治

韓・フィリピン首脳会談 戦略的パートナーシップに格上げへ

Write: 2024-10-07 13:34:51Update: 2024-10-07 14:49:23

韓・フィリピン首脳会談  戦略的パートナーシップに格上げへ

Photo : YONHAP News

フィリピンを国賓として訪れている尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、フィリピンのマルコス大統領と首脳会談を行い、国交樹立から75年を迎えたのにあわせて、両国関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げすることで合意しました。 
 
尹大統領は7日午前、マルコス大統領と会談したあと、両国関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げすることを盛り込んだ共同宣言を発表しました。
 
両首脳は、経済と安全保障を中心に、各方面で協力を強化することで一致しました。
 
まず、フィリピン政府が進める主なインフラ事業への韓国企業の進出を拡大することで合意しました。

なかでも、1984年以降、工事が中断されているフィリピンのバターン原発の建設再開に向けて、妥当性を評価する覚書を結んだことから、両国間で原発での協力が本格化しそうです。
 
韓国は、UAE=アラブ首長国連邦に次いで、チェコの建設事業の入札で、優先交渉権を獲得するなど、原発外交を積極的に行っていますが、今回の会談でも尹大統領は、韓国がフィリピンとも最適の原発パートナーになれるとアピールしました。
 
一方、両首脳は、南シナ海の平和と安定を守るため、フィリピン周辺の海域で行われている合同軍事演習への韓国軍の参加を拡大するほか、フィリピン軍の近代化に向けた防衛産業での協力も強化する方針です。
 
韓国大統領のフィリピンへの国賓訪問は、李明博(イ・ミョンバク)元大統領以降、13年ぶりとなります。
 
続いて尹大統領は、マルコス大統領が開いた昼食会と、両国のCEO=最高経営責任者らとのビジネスフォーラムに相次いで出席したあと、同じ日の午後、シンガポールを国賓として訪れます。
 
尹大統領は、シンガポールへの訪問日程を終えたあと、ラオスで9日から11日まで開かれるASEAN=東南アジア諸国連合関連首脳会議に出席します。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >