韓流などの影響で韓国文化に対する関心が高まり、韓国語を学ぶ外国人が急激に増えているなか、政府が「AIの韓国語先生」の開発に乗り出しました。
韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は、9日、 「ハングルの日」の記念式典で、「世界88か国に設置された世宗学堂の受講待機者の数が1万5000人あまりに達している」と述べたうえで、現在、256か所に設置されている世宗学堂を、2027年までに300か所に増やす計画を発表しました。
世宗学堂とは、韓国政府が公認する韓国語教育機関です。
さらに、「AI市場で韓国語が積極的に活用されるよう、韓国型AI技術の開発を積極的にサポートする」という計画も明らかにしたうえで、AIを活用したハングル学習の拡大について説明しました。
政府は今後、世宗学堂で対面式の授業を受けられない外国人のために、パーソナライズされた学習をサポートする「AIの韓国語先生」の研究開発を進めるということです。