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政治

尹大統領 石破首相と初の首脳会談に続き二国間会談を実施

Write: 2024-10-11 13:11:45Update: 2024-10-11 17:27:40

尹大統領 石破首相と初の首脳会談に続き二国間会談を実施

Photo : YONHAP News

ASEAN=東南アジア諸国連合の首脳会議に出席するためラオスを訪問している尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、各国の首脳と相次いで会談を行いました。
 
日本の石破総理大臣との韓日首脳会談では、両首脳が手を取り合って挨拶し、過去2年間で改善された韓日関係を高く評価しました。
 
尹錫悦大統領は、10日、石破総理大臣と初の首脳会談を行い、韓日国交正常化から来年で60周年となるのを見据え、両国の入国手続きの円滑化に向けた議論を加速することで一致しました。
 
また、北韓の挑発に対しても、北韓のミサイル警戒データをリアルタイムで共有するなど、韓日米3か国が緊密に連携していくことを確認しました。
 
ラオスのホテルでおよそ40分間行われた会談で、尹大統領は、「来年は韓日国交正常化60周年を迎える年で、両国関係の希望に満ちた未来像を提示し、両国の国民が関係改善を肌で実感できるよう石破総理と緊密に協力していきたい」と述べました。
 
そして、「前任の岸田総理に続き、シャトル外交を含む活発な意思疎通を通じて、韓日関係の発展をともに図っていきたい」という意向を明らかにしました。
 
これに対して石破総理大臣は、「日本と韓国の緊密な協力は、地域の平和と安定のためにも非常に重要だ」として、「尹大統領と岸田前総理が大きく改善させた両国関係を継承し、さらに発展させていきたい」と答えました。
 
韓国大統領室は記者会見で、「渡航者数が韓日合わせて1000万人を超えていることを踏まえ、入国手続きの円滑化に向けた議論を加速することで合意した」と述べました。また、北韓の核とミサイルによる脅威や違法なサイバー活動への懸念を共有し、北韓とその支持勢力に対応する上で緊密に協力していくことでも一致したと伝えました。
 
一方、尹大統領は、タイとラオスの首脳とも会談を行い、経済や安全保障の分野での協力について話し合ったということです。
 
タイのペートンタン首相と初めて会談した尹大統領は、「韓国・タイ経済連携協定」の速やかな締結を促し、ラオスのトーンルン国家首席との会談では、来年、国交正常化を回復して30年となる両国関係を「包括的パートナーシップ」に格上げすることで合意しました。
 
韓国とラオスは、1974年に国交を結びましたが、1975年にラオスの共産化に伴い、国交を一時期断絶し、冷戦終結後の1995年に国交を回復しました。
 
ASEAN首脳会合と二国間会談を終えた尹大統領は、今日行われる東アジア首脳会議を最後に帰国の途につく予定です。

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