ことしのノーベル経済学賞の受賞が決まった、アメリカのマサチューセッツ工科大学のダロン・アセモグル教授など3人の研究者は、韓国の経済発展について、模範的な社会制度に基づいて実現された成功事例だと評価しました。
アセモグル教授らは、国の政治的、経済的な制度がどのように形成され、国家の繁栄に影響を与えるかを研究した功績が認められ、ことしのノーベル経済学賞に選ばれました。
アセモグル教授は14日、ノーベル経済学賞受賞が決まったあとに行われた、オンラインでの記者会見で、「韓国と北韓は、分断前は似たような経済水準にあったが、互いに違う制度をとり、時間の経過とともに、経済格差が10倍以上に広がった」として、「制度が国の経済発展にどのような影響を与えるのかを端的に示す事例だ」と述べました。
共同受賞者のロビンソン・シカゴ大学教授も、聯合ニュースとの電話インタビューで、「韓国は、世界史において、もっとも驚くべき経済的な成功を収めた国の1つだ」として、過去50年間の韓国の成長をけん引した、大企業と輸出を中心とした成長モデルは、今後も持続できない理由はないという考えを示しました。
ただ、アセモグル教授は、韓国経済は現在、急速な高齢化などの難しい課題に直面しているとして、「新しい考え方や技術に対する開放性、そして公正な競争が重要になってくるだろう」と提言しました。