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政治

韓国軍が警戒態勢を強化 北韓の砲撃準備態勢受け

Write: 2024-10-15 11:51:59Update: 2024-10-15 12:03:15

韓国軍が警戒態勢を強化 北韓の砲撃準備態勢受け

Photo : KBS News

韓国の無人機が平壌に侵入したと北韓が主張している問題をめぐり、北韓が、国境付近の砲兵部隊に砲撃の準備態勢を整えるよう指示したことを受け、韓国軍も北韓に対する警戒や監視を強化しています。
 
軍の消息筋によりますと、北韓軍が国境付近の砲兵部隊に対して「射撃待機態勢」に移行するよう指示したことを受け、韓国軍も自走砲「K-9」などの追加配置するなど、警戒態勢を強化しています。
 
また、衛星や無人機などによる偵察も強化し、北韓軍の主要な兵器の動向を監視しているということです。
 
北韓が、韓国に対する圧力の手段として砲撃をほのめかすことは、過去にもありましたが、、2018年に双方の軍当局が軍事境界線付近でのすべての敵対行為を禁じた「9.19軍事合意」を、去年北韓が破棄した際にもそのような動きはなかったため、今回の対応は異例ともいえます。
 
政府の消息筋は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足以来、南北衝突の可能性が最も高まっている状況だと分析しています。
 
一方、南北軍事境界線から30キロ離れた京畿道(キョンギド)抱川(ポチョン)にある、韓国アメリカ軍の射撃訓練場が6年ぶりに全面的に稼働されることになりました。
 
この訓練場は、2018年に弾丸や砲弾が岩などの硬いものに当たって跳ね返ることで事故が発生して以来、射撃訓練が制限されてきました。
 
韓国軍当局者は、「国境付近における、駐韓アメリカ軍の軍事態勢が強化されるという側面では、北韓軍も少なからぬ負担を感じるだろう」と語っています。

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