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文化

韓江さん 受賞確定直後のインタビューで「今はスポットライトを浴びたくない」

Write: 2024-10-16 13:33:55Update: 2024-10-16 13:51:58

韓江さん 受賞確定直後のインタビューで「今はスポットライトを浴びたくない」

Photo : YONHAP News

ノーベル文学賞の受賞が決まった韓国、韓江(ハン・ガン)さんは、直後に行われたインタビューで、「今はスポットライトを浴びたくない」としたうえで、「この賞が何を意味するかを考える時間が必要だ」と語りました。
 
スウェーデン公共放送、SVTは現地時間の13日、韓さんの自宅で行われたインタビュー映像を公開しました。
 
韓さんは、「余裕を持って執筆に集中したい」としたうえで、スウェーデン・アカデミーから受賞の知らせを受けた当時について、「息子と夕食を食べた直後で、最初はいたずら電話だと思ったが、本当だった。息子とカモミールのお茶を飲みながら祝った」と述べました。
 
韓さんは、受賞が決まったあと、記者会見や大きなイベントは開きたくなかったということで、「発表から数日後、電話のベルが鳴らなくなり、落ち着きを取り戻すことができた」と述べました。
 
悲惨な歴史問題を題材とした理由については、「われわれは歴史を通して多くのことを学ぶチャンスがあるにもかかわらず、悲劇が繰り返されている」としたうえで、「いつかは過去から学べることを願っている。殺人を止めなければならないことは、われわれが学んだ非常に明確な結論だ」と強調しました。
 
また、今後の計画については、「1年に小説1編を書けるわけではない。最新作『別れを告げない』は、執筆に7年かかった。時間をかけて文章を書いている」と述べました。
 
韓さんは、ことし12月に開かれるノーベル賞授賞式に出席する予定で、現在執筆中の小説を仕上げたあと、授賞式のスピーチ原稿を作成する予定だということです。

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