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政治

再選挙・補欠選挙 与野党が地盤で勝利する予想通りの結果に

Write: 2024-10-17 10:57:03Update: 2024-10-17 15:48:31

再選挙・補欠選挙 与野党が地盤で勝利する予想通りの結果に

Photo : YONHAP News

16日に行われた韓国の再選挙と補欠選挙では、与党「国民の力」と最大野党「共に民主党」がそれぞれの地盤で勝利し、予想通りの結果となりました。 
 
韓国では16日に、当選が無効となったことにともなう再選挙と、辞任などによる空席を埋めるための補欠選挙が行われ、釜山(プサン)市金井(クムジョン)区、仁川(インチョン)市江華(カンファ)郡、全羅南道(チョンラナムド)霊光(ヨングァン)郡と谷城(コクソン)郡の4つの自治体の首長が選ばれました。
 
今回の選挙で、与野党の激戦区となった釜山市金井区の首長を選ぶ選挙では、開票の結果、「国民の力」の候補が61.03%を獲得し、一本化して出馬した野党候補を22ポイントの差で破り、当選しました。
 
「共に民主党」、「祖国革新党」、「進歩党」の野党3党の三つ巴の戦いとなった全羅南道(チョンラナムド)霊光(ヨングァン)郡でも、番狂わせは演じられず、「共に民主党」の候補が41.08%を獲得し、首長に選ばれました。
 
再選挙が行われた全羅南道谷城郡では、「共に民主党」の候補が当選し、補欠選挙が行われた仁川市江華郡では、「国民の力」の候補が当選しました。
 
「国民の力」と「共に民主党」がそれぞれの地盤の選挙区で当選したことから、党の代表のリーダーシップは追求されない見込みです。
 
与党の「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)代表は、選挙の結果について、「『国民の力』と政府に、変化・刷新する機会を与えてくださったと思う。国民の意向に沿って、政府・与党を変化と刷新に導く」と述べました。
 
最大野党の「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は、「民意に従って、いまの政権を阻止し、国民の生活を守るのため先頭に立って取り組む」と述べました。
 
一方、ソウル市教育庁のトップ、教育監の補欠選挙では、革新系で一本化した候補が当選しました。
 これで、ソウル市の教育政策は、4期連続で革新系の教育監が主導することになりました。

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