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韓半島

北韓が制裁監視組織の参加国非難「代価を支払うことに」

Write: 2024-10-21 13:52:53Update: 2024-10-21 14:00:53

北韓が制裁監視組織の参加国非難「代価を支払うことに」

Photo : YONHAP News

北韓の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は、国連安全保障理事会の対北韓制裁の履行状況を監視する新組織が発足したことに対して、「非合法」だと強く非難し、「加担した国々は代価を支払うことになる」と警告しました。
 
崔外相は20日、北韓の国営メディア、朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、韓国、日本、アメリカの主導で発足した、北韓に対する国連制裁の違反を監視する新組織「MSMT=多国間制裁監視チーム」について、「非合法であり、存在自体が国連憲章の否定」だと主張しました。
 
崔氏は、そのうえで、参加する11か国を名指しし、「加担した勢力は必ず代償を支払うことになる」と警告しました。
 
韓国、日本、アメリカなど11か国は、ロシアが拒否権を行使して4月末で活動を停止した安保理の北韓専門家パネルに代わる組織として、16日にMSMTの立ち上げを発表しています。
 
この新しい組織は、国連とは別に設置されましたが、従来の専門家パネルの役割を引き継ぎ、北韓の核脅威や国連制裁の履行状況を監視し、各国の情報を基に報告書を作成します。
 
一方、崔外相の談話では、北韓がロシアに兵士を派遣しているとする韓国政府の発表については、言及していません。

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