プロ野球の韓国一を決める「韓国シリーズ」の第1戦は、激しい雨のため、史上初のサスペンデッドゲームとなりました。
韓国シリーズは、先に4勝したチームが韓国野球の年間最終勝者となるもので、ことしは、レギュラーシーズンで優勝したKIAタイガーズと、プレーオフを勝ち抜いた2位のサムスンライオンズが31年ぶりに対戦しています。
韓国シリーズの第1戦は21日、光州(クァンジュ)で開かれましたが、試合前から降っていた雨で66分遅れて開始したものの、サムスンライオンズが1対0でリードしていた6回表にノーアウト、ランナー1、2塁で激しい雨が降り試合が一時中断となりました。
雨は40分あまり待っても止まず、審判は、サスペンデッドゲームを宣言しました。
サスペンデッドゲームの試合は、もとの同じ状況のもとで再開します。
サムスンライオンズの監督は、「リードしていたのに、流れが途切れてしまい、残念だ」と話しています。
レギュラーシーズンでのサスペンデッドゲームはこれまでに11回ありましたが、ポストシーズンでは初めてです。
試合は、23日午後4時に再開します。
第2戦は第1戦終了から1時間後に開かれます。