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国際

プーチン大統領 派兵を否定せず 「軍事協力はわれわれの問題」

Write: 2024-10-25 10:50:01Update: 2024-10-25 14:31:14

プーチン大統領 派兵を否定せず 「軍事協力はわれわれの問題」

Photo : YONHAP News

北韓とロシアのどちらかが攻撃を受けた際に直ちに軍事的な援助を提供する内容の「包括的戦略パートナーシップ条約」に言及したロシアのプーチン大統領は、軍事協力をどう行うかは両国間の問題だとして、北韓の派兵を否定せず、派兵について初めてコメントしました。
 
現地時間の24日、ロシアで行われたBRICS首脳会議後の記者会見でプーチン大統領は、韓国や米国が衛星画像などを根拠に北韓兵士がロシアに派遣されたと主張していることや、今後、ウクライナ情勢が悪化する可能性について質問を受けました。
 
これに対し、プーチン大統領は、ウクライナを支援している西側諸国のせいで状況が悪化していると反論しました。また、この日、ロシアの議会で北韓との軍事協力をめぐる「包括的戦略パートナーシップ条約」を批准したことに触れ、「条約の範囲内で何をどのように行うかは私たちの問題だ」と主張しました。
 
プーチン大統領が、北韓の派兵についてコメントしたのは、今回が初めてです。
 
また、ウクライナの情報機関が、北韓の最初の部隊がロシア西部のウクライナ軍が作戦を展開しているクルスク州に配備されたと主張していることに対し、ロシア外務省は、「フェイクニュース」だとして否定していましたが、プーチン大統領は、「ウクライナ軍2千人が包囲されている」として、ロシア軍が優勢であることだけをアピールしました。
 
ウクライナの情報機関は、北韓軍の適応訓練の責任者として、エフクロフ国防次官が任命され、戦闘に投入される北韓軍には数週間の訓練期間が与えられるという新たな情報を発表しました。
 
一方、ウクライナの主張に対し、アメリカ国防省は慎重な立場を示したうえで、「彼らが何をしているかまだ分からないため、今後の出方を見守る必要がある」と述べました。

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