韓半島東部の慶尚北道(キョンサンブクド)鬱陵島(ウルルンド)で、25日、「独島(トクト)の日」の記念式典が初めて行われました。
鬱陵郡はことし5月、10月25日を「独島の日」に指定するための条例を制定していますが、この日は、鬱陵島で「独島の日」の初の記念式典が行われました。
「独島の日」は、もともと、朝鮮王朝第26代国王で大韓帝国初代皇帝の高宗(コジョン)が、1900年10月25日に独島を鬱陵島の付属島に制定したことを記念するために、2000年8月に市民団体が記念日として独自に定め、式典を開いています。
これまで多くの関連団体が、国家記念日に指定することを求めてきましたが、受け入れられませんでした。
これを受け、鬱陵郡はことし5月、独島を付属島としている地方自治体で条例を制定し、
「独島の日」を記念日に指定しました。
また、これとは別に、慶尚北道では、島根県が2月22日を「竹島の日」に指定したことへの対抗措置として、2005年7月に「独島の月」を制定し、毎年、多彩な行事を展開しています。
一方、ソウル地下鉄の市庁(シチョン)、金浦(キンポ)空港、梨泰院(イテウォン)の3つの駅に設置された独島の模型はリニューアルを終え、25日から再び設置されました。