韓国軍の合同参謀本部は、31日
午前、北韓が韓半島東の東海上に向けて弾道ミサイルを発射したことを明らかにしました。
合同参謀本部は31日午前7時10分ごろ、北韓が平壌(ピョンヤン)一帯から東海上に発射された弾道ミサイルを捉えたと発表しました。
通常より角度をつけて打ち上げる「ロフテッド軌道」で発射されたICBM=長距離弾道ミサイルと推定されるということです。
日本政府は、このミサイルは、午前8時37分、北海道奥尻島の西約300kmの日本の排他的経済水域の外に落下したと推定されると明らかにしました。
韓国軍は警戒態勢を格上げした中で、アメリカや日本当局と関連情報を緊密に共有し、万全の態勢を維持しています。
これに先立ってアメリカ現地時間の30日、韓米国防長官は、ワシントンで会談し、ロシアへの北韓の部隊の派遣について懸念を共有するとともに、今後も動向を注視し、関係国と緊密に連携していくことを確認しました。
北韓が弾道ミサイルを発射したのは先月18日以来です。