メニューへ 本文へ
Go Top

政治

ゼレンスキー大統領 「北韓軍は韓国に送還せず『戦争捕虜』に」

Write: 2024-11-01 13:11:45Update: 2024-11-01 17:52:11

ゼレンスキー大統領 「北韓軍は韓国に送還せず『戦争捕虜』に」

Photo : KBS

ウクライナのゼレンスキー大統領は、戦闘中に捕まえた北韓軍兵士を韓国に送還せず、戦争捕虜としてロシアに捕まったウクライナ軍の捕虜と交換をするとの意向を明らかにしました。
 
ゼレンスキー大統領は30日、KBSとのインタビューで、「もうすぐウクライナ軍と北韓軍との戦闘が行われると思われるが、戦闘で捕らえた北韓軍兵士は『戦争捕虜』とみなす」と述べました。
 
また、「われわれにとって最も重要なことは、ロシアの捕虜となったウクライナ人と交換するための兵士を増やすことだ」としたうえで、「北韓軍兵士もウクライナ人と交換する準備ができている」と話し、北韓軍兵士を韓国に送還するつもりはないという意向を明らかにしました。
 
そして、ウクライナ軍と北韓軍が初めての戦闘を開始し、北韓軍の死者がでたという報道や北韓軍がウクライナの国境を通過したというCNNの報道は事実ではないと主張しましたが、「北韓軍と数日以内に戦闘に入るだろう」とも述べました。

さらに「北韓とロシアの間で、工兵部隊の派遣を巡る交渉が行われていることが確認した」として、「北韓から派遣された多くの民間人もロシアの軍需工場に送られる予定だ」と話しました。
 
ゼレンスキー大統領は、北韓の民間人が配置される可能性が高い場所として、ドローン工場を挙げました。「ロシアはイラン政府が提供した自爆ドローン『シャヘド』の生産施設を整えていて、北韓の民間人もドローン工場で働きながら経験を積むことになる」と明らかにしました。
 
北韓がドローン製造技術を獲得する可能性に言及することで、韓国政府にさらなる支援を求める狙いがある発言とみられます。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >