2050年には、一人暮らしをする高齢者の4人に1人が、軽度も含めアルツハイマー型などの認知症を抱えているだろうとの見通しが発表されました。
韓国租税財政研究院が5日、まとめたところによりますと、2050年の65歳以上の単身世帯のうち、119万人が軽度も含め認知症を患っている可能性があるということです。
これは、65歳以上の単身世帯の4分の1にあたります。
一方、高齢の単身世帯のうち、経済活動への参加は着実に増加していき、2020年の21万9000人から、2050年には63万4000人にまで増える見通しです。
韓国租税財政研究院は、「2050年までに認知能力が心配される高齢者が増加するものと予想される。高齢化に十分に対応するための対策を講じなければならない」と説明しています。