アメリカ大統領選挙でトランプ前大統領が当選する可能性が高まる中、韓国大統領室は、「どんな結果が出ても韓米関係は問題がない。新政権と韓米同盟をさらに強化していく」との見方を示しました。
韓国時間の5日に投票が始まったアメリカ大統領選挙は、6日午前から順次、開票作業が行われていますが、アメリカの主要メディアのひとつ、FOXニュースは韓国時間の6日午後、トランプ氏の当選が確実になったと伝えました。
こうした中、韓国大統領室の高官はが6日午後、開票状況を注視しているとしながら、「大統領室はこれまで民主党と共和党の主要人物と緊密にコミュニケーションをとり、協議してきた」として、「どんな結果が出ても韓米関係は問題がない」と述べました。
そのうえで、ワシントン新政権とともに完璧な韓米安保態勢を構築していくとして、韓米同盟をグローバル包括戦略同盟に強化し、安全保障と経済、先端技術協力を高度化して、韓国国民が大きな機会と恩恵を享受できるようにすると強調しました。
一方、大統領室はロシアに派兵された北韓軍とウクライナ軍の間で本格的な戦闘はまだ開始されていないとしました。
また、ウクライナにモニタリングチームを派遣することは国会の同意は必要ない」と説明しました。