今月10日に5年間の任期の折り返しを迎える尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の支持率が政権発足後、最も低くなり、2週間連続で10%台を記録したことがわかりました。
 
韓国ギャラップが、今月5日から7日にかけて、18歳以上の男女およそ1000人を対象に、尹大統領の国政運営について聞いたところ、「支持する」は1週間前の調査に比べて2ポイント下落して17％でした。
 
尹大統領の支持率は、1週間前の調査で政権発足後、最も低い19%となり、はじめて20％を割り込みましたが、今回の調査では支持率がさらに下落しました。
 
韓国ギャラップは、「支持しない理由として、4週間連続で、金建希（キム・ゴニ）夫人を巡る疑惑が経済とともにもっとも高い割合を占めている」としたうえで、「調査の最終日だった7日午前、尹大統領が国民向けに記者会見を行ったが、その影響は今後の調査に反映されるとみられる」と伝えました。
 
今回の調査とともに行われた「尹錫悦政権発足2年6か月の分野別政策評価」の調査では、福祉・外交・対北韓・教育・不動産・経済・人事など、7つの分野全てで30%未満となりました。
 
この調査の信頼水準は95％、標本誤差は±3.1ポイントです。詳しい世論調査の結果は、韓国ギャラップと中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。