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社会

同徳女子大学の共学化検討に学生反発 デモ続く

Write: 2024-11-13 11:03:52Update: 2024-11-13 11:19:53

同徳女子大学の共学化検討に学生反発 デモ続く

Photo : YONHAP News

ソウル市内にある4年制の女子大学「同徳(トンドク)女子大学」が、男女共学化の検討を進めていることが明らかになり、在校生による反対デモが続いています。
 
今月8日に大学側が共学化を検討しているとの情報が伝わったあと、学生たちは本館などの校舎を占拠し、授業をボイコットして抗議活動を行っています。
 
学生たちは、生成AI=人工知能を使った「ディープフェイク」による性的な映像の無断作成など、女性に対する新たな形の性的暴力が広がるなか、女子大学は男性の視線から離れ、性差別を議論できる学問の場として存続すべきだと主張しています
 
特に共学化という重要な決定が学生との話し合いなしに一方的に進められたことにも反発しています。
 
これに対し、大学側は「共学化は確定したものではなく、学校の発展計画の策定過程で検討された一つの案に過ぎない」と説明しています。
 
女子大学の共学化の動きは、少子化や社会の変化が背景にあり、中学や高校でも共学化が進んでいます。大学では、ソウルの祥明(サンミョン)女子大学が1996年に男女共学化するなど、全国で3校が共学化しました。韓国教育部によると、現在、韓国には4年制女子大学が7校あり、2年制の女子短期大学も含めると14校となっています。

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