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社会

ソウル市 コミュニティバス運転手に外国人採用を推進

Write: 2024-11-18 11:18:36Update: 2024-11-18 11:23:01

ソウル市 コミュニティバス運転手に外国人採用を推進

Photo : YONHAP News

ソウル市は、深刻化する運転手不足に対応するため、身近なところを走るコミュニティバスの運転手として外国人を採用するよう国に提案したと発表しました。
 
ソウル市によりますと、先月28日に国の国務調整室に対し、外国人運転手の導入を可能にするための提案書を提出したということです。
 
この提案書は、業種の限られた外国人労働者向けの「ビザ」の発給対象に運輸業を加え、就労可能な期間を現在の3年から5年に延長することを提案するものです。これにより、外国人がコミュニティバスの運転手として働きやすい環境を整えることが狙いです。
 
このビザは現在、製造業や建設業、農業、漁業などに限られており、運輸業は対象外となっています。
 
この提案を受け、国務調整室は提案書を国の雇用労働部に伝え、具体的な検討に入りました。
 
ソウル市が運転手不足の解消策として外国人の採用を正式に提案するのは今回が初めてです。
 
一方、ソウル市コミュニティバス運送組合によりますと、10月時点で600人の運転手が不足しているということです。
 
背景には、配達業への人材流出や、若い運転手が給与や待遇の良い市内バスへ移る傾向があることを挙げています。また、コミュニティバスの運転手の高齢化も問題となっています。

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