国連本部前でピストル発射 韓国人に懲役27カ月
Write: 2003-10-21 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
去年10月、北韓の人権弾圧に抗議してニューヨークの国連本部前で、空に向けてピストル7発を撃った韓国系アメリカ人スティーブ金さん(58)が、20日、マンハッタンの裁判所で行われた判決公判で、比較的寛大な懲役27カ月の実刑判決を言い渡されました。アメリカ連邦地方裁判所のロバート・バーターソン判事は、判決で、「金さんの銃発射は、誰かをねらったものではないうえ、金さん自身が犯行を名乗り出た。このような犯罪は、量刑ガイドラインが予想できなかつたケースだ」として、検察が求めていた懲役30カ月から37カ月より短い寛大な刑を言い渡しました。スティーブ金さんは、元韓国陸軍の将校で、アメリカに移民した後、シカゴ近郊の郵便局職員として働いていましたが、去年10月3日、北韓に対する人権弾圧の実態にそっぽを向いている韓国政府と国連に警鐘をならすとして、国連本部前でピストルを発射し、逮捕されていました。
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