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国際

米国 ウクライナにロシア領内への長距離ミサイル使用を許可

Write: 2024-11-18 12:02:43Update: 2024-11-18 13:25:37

米国 ウクライナにロシア領内への長距離ミサイル使用を許可

Photo : YONHAP News

アメリカのバイデン大統領がウクライナに対し、ロシア領内への攻撃で長距離ミサイルを使うことを許可したと、アメリカの主要メディアが現地時間の17日に報じました。
 
許可されたのは、射程およそ300キロメートルの長距離ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」で、すでにウクライナに供与されているものです。ゼレンスキー大統領が繰り返し使用許可を求めていましたが、アメリカはこれまで戦争の拡大を懸念し、許可を見送ってきました。
 
しかし、アメリカ政府関係者によりますと、ロシアが北韓から兵士を受け入れている現状に対抗するため、バイデン大統領が方針を転換したとしています。今回の決定には、北韓に「これ以上兵士を派遣してはならない」という警告の意味があるということです。
 
トランプ次期アメリカ大統領がウクライナ支援に否定的ななか、現在の政権でウクライナ支援を強化しておく狙いもあるとみられています。
 
一方、ロシア側はアメリカの決定に強く反発しており、ロシアの議員は「この決定は第3次世界大戦を招く可能性がある」と警告しています。
 
現在、ロシアは南部クルスク州に約5万人規模の兵士を派遣し、ウクライナによる攻撃で失った領土を奪還しようとしています。今回のアメリカの政策転換が、戦争の行方にどのような影響を与えるのか注目されています。

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