韓国の注目のピアニスト、イム・ユンチャンさんが今年4月にリリースしたデビューアルバムが、イギリスやフランスの権威あるクラシック音楽賞を相次いで受賞し、注目を集めています。
イム・ユンチャンさんの所属事務所は18日、ことし4月にリリースしたデビューアルバム「ショパン:エチュード」が、フランスのクラシック音楽誌「ディアパソン」が選ぶ、ことしの「ディアパソン・ドール」の「若手音楽家賞」を受賞したと明らかにしました。
イム・ユンチャンさんは、今月初め、イギリスの音楽誌「グラモフォン」が授与する「グラモフォン・アワード」でも、「ピアノ部門アルバム賞」と「若手芸術家賞」の2冠に輝いています。
韓国人が、グラモフォン・アワードのピアノ部門で受賞したのは初めてです。
今回の受賞により、イム・ユンチャンは、クラシック音楽で世界2大音楽誌と呼ばれる、ディアパソン誌とグラモフォン誌、両方の音楽賞を受賞しました。
イム・ユンチャンさんは、2022年にアメリカのヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで最年少で 優勝しています。
イム・ユンチャンさんのデビューアルバム「ショパン:エチュード」は、ショパンの練習曲集で、アルバムには、難易度の高い技巧と豊かな表現力を必要とする、Op.10とOp.25が収録されています。