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政治

警察「スクールベル」発令 大学入試後の青少年犯罪対策

Write: 2024-11-19 15:08:45Update: 2024-11-19 16:02:14

警察「スクールベル」発令 大学入試後の青少年犯罪対策

Photo : Getty Images Bank

全国共通の大学入学テスト、大学修学能力試験が終わり、冬休みが近づいていることを受け、警察は、青少年による犯罪の増加に対応するため、オンライン犯罪に対し、青少年犯罪の警報システム「スクールベル」を発令しました。
 
ソウル警察庁とソウル市自治警察員会は19日、大学修学能力試験後の冬休みシーズンを迎え、「青少年オンライン犯罪スクールベル」を発令すると明らかにしました。
 
発令の理由について、金峰植(キム・ボンシク)ソウル市警察庁長は、「最近、青少年のオンライン犯罪が大きな社会問題を引き起こし、深刻な被害を起こしていることから、積極的な対応が重要だ」と明らかにしました。
 
スクールベルは、2021年11月にソウル警察庁とソウル市教育庁が協力して作った、青少年犯罪防止を呼びかける警報システムです。
 
青少年にかかわる犯罪が発生した場合、ソウル市内すべての小中高校、合わせて1374校と保護者78万人に、犯罪に関する内容や対応策をオンラインで一斉に通知します。
 
違法オンライン賭博や生成AI=人工知能を使った「ディープフェイク」などデジタル性犯罪、麻薬、詐欺などに関する犯罪が対象となります。
 
また、ソウル警察庁は、大学修学能力試験が行われた11月14日から、冬休みが終わる2月9日までを「青少年オンライン犯罪集中予防期間」としています。
 
この期間中は、校内暴力などの担当として配属されている警察官150人を中心に、青少年のオンライン犯罪の予防や情報収集、それに犯罪を犯した青少年の専門機関との連携などを行うということです。

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