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社会

5年前の仮想通貨奪取 警察が北韓による犯行と判断

Write: 2024-11-21 14:51:48Update: 2024-11-21 15:00:15

5年前の仮想通貨奪取 警察が北韓による犯行と判断

Photo : YONHAP News

5年前に韓国最大の仮想通貨取引所「アップビット」から当時の価格でおよそ580億ウォン相当の仮想通貨が奪い取られた事件は、北韓による犯行だったことがわかりました。
 
警察が21日、2019年11月に「アップビット」の仮想通貨イーサリアム34万2000個が奪われた事件を調べた結果、北韓による犯行だったと発表しました。
 
韓国の仮想通貨取引所を対象にしたサイバー攻撃が北韓による犯行だったことがわかったのは初めてです。
 
警察は、捜査によりわかった北韓のIPアドレス、仮想通貨の流れ、北韓のことばの使用などの証拠と、アメリカFBI=連邦捜査局との連携で取得した資料を総合的に調べた結果、北韓による犯行と判断したと説明しています。
 
イーサリアム34万2000個は、当時の相場ではおよそ580億ウォン、いまの相場ではおよそ1兆4700億ウォンに相当します。
 
この事件には、北韓偵察総局傘下のハッカー集団「ラザルス」、「アンダリエル」が関与したとみられます。
 
奪われた仮想通貨の57%は、攻撃を行ったハッカーがつくったとみられる仮想通貨交換サイト3つを通じて相場より2.5%安い価格で別の仮想通貨ビットコインに替えられ、残りは、海外の51の取引所に分散して送られ、資金洗浄されたということです。
 
警察は、また、奪われた仮想通貨の一部がビットコインに替えられ、スイスの仮想通貨取引所に保管されていることを調べ、スイスの検察、警察と協力してことし10月にいまの相場、およそ6億ウォンに相当する4.8ビットコインを没収し、仮想通貨取引所のアップビットに返還しています。

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