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社会

中高生の飲酒・喫煙率が3分の1に減少 メンタルヘルスは悪化

Write: 2024-11-22 13:30:57Update: 2024-11-22 15:27:10

中高生の飲酒・喫煙率が3分の1に減少 メンタルヘルスは悪化

Photo : YONHAP News

韓国では19歳未満は酒・たばこの購入が禁じられていますが、中高生の飲酒・喫煙率が20年前に比べて3分の1に減少したことがわかりました。
 
教育部と疾病管理庁は22日、全国800の中高生およそ6万人を対象に行った「2024年青少年健康状態調査」の結果を発表しました。
 
調査によりますと、喫煙率は、男子が0.8ポイント減って、4.8%、女子が0.3ポイント減って、2.4%となり、去年に比べてそれぞれ減少しました。
 
調査時点までの30日間で、1杯以上お酒を飲んだことがある青少年の割合を示す「現在飲酒率」は、男子が1.2ポイント減って、11.8%、女子が1.5ポイント減って、7.5%と、去年に比べてべてそれぞれ減少しました。20年前に行われた2005年の調査に比べると、喫煙率と飲酒率は、男子と女子いずれも3分の1に減少したことになります。
 
また、1週間に5日以上朝食を抜いている男子は40.2%、女子は44.7%で、いずれも2005年に比べて1.5倍近く増えています。
 
1週間に3回以上ファストフードを食べている男子は31.2%、女子は26.5%で、いずれも増加しています。
 
一方、青少年のメンタルヘルスは、去年に比べて悪化したことがわかりました。
 
憂うつな気分を経験した割合は、男子は1.7ポイント増え、23.1%、女子は、1.6ポイント増えて、32.5%で、去年に比べてそれぞれ増えています。
 
ストレス認知率も男子は30.8%から35.2%、女子は44.2%から49.9%へと増加しました。
 
李周浩(イ・ジュホ)教育部長官は、「新型コロナウイルスが流行した時期に減少していた身体活動が増え、喫煙率と飲酒率は着実な減少傾向にあるものの、食生活とメンタルヘルスにおいてはより多くの関心とサポートが必要で、今後、対策を強化していく」と述べました。

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