ソウルで、従来の始発よりも30分早い、午前3時30分に出発する自動運転バスが26日、運行をスタートしました。
この度、運行がスタートしたバスは、平日の午前3時30分に1本だけ運行され、ソウルの北東部から中心部を経て南西部までの87のバス停を通り、往復50キロを走ります。
定員は22人で、安全のため立って乗ることは禁止し、席が一杯の場合は、それ以上、乗客を乗せないということです。
ソウル市は、バスの導入について「早朝に出勤する人たちから 、増車や始発の前倒しの要望が多かった」と説明しています。
ソウル市は、運行が安定するまでは無料で運営し、来年下半期にも、早朝割引を適用した料金を徴収する方針だということです。
ソウル市は、去年12月に世界初となる深夜の自動運転バスの運行をスタートしたほか、ことし9月には、自動運転タクシーの運行を一部の試験運転エリアでスタートしています。