歳末助け合い募金が1日からスタートしました。ことしの目標額は4497億ウォンです。
ソウルでは1日、募金の達成状況を温度で表す「愛の温度計」が都心の光化門(クァンファムン)広場に設置されました。
募金を主催する社会福祉共同募金会は、全国各地に「愛の温度計」を設置し、目標額を100度として、達成率を温度で表します。
募金は来年1月 31日まで行われ、目標額は、前の年より3.4%多い4497億ウォンに設定されました。
駅や銀行に設置された募金箱のほか、キオスクやQRコードを利用して簡単に寄付できる仕組みも導入されています。
集まった募金は、社会問題への対応や地域でのパトロール活動、自立支援を必要とする人々への教育や職業訓練などに使われる予定です。今年は特に、青少年による薬物乱用やオンライン賭博、ひきこもりといった新たな社会問題にも対応する方針です。
また、20~30代の若者が寄付文化に関心を持つよう促すため、キオスクを利用した寄付の拡大や、分かち合いをテーマにした映像コンテストも実施される予定です。