KBSがあるソウル汝矣島(ヨイド)の上空130メートルから、ソウルを一望できる係留型のヘリウム充填気球「ソウルタル」が、今年8月の運営開始から3か月で搭乗客2万人を突破しました。
ソウル市は、8月23日に運営をスタートした「ソウルタル」は、搭乗客が2万人を突破したと明らかにしました。
また、これまで1800回以上のフライトで、事故は一度もなかったということです。
「ソウルタル」は、「ソウルの月」という意味です。
ソウル市は、搭乗客の5人に1人が外国人だったことから、「ソウルタル」がソウルを代表する観光ランドマークとして位置づけられていることがうかがえるとしています。
また、外国人200人を含む、搭乗客およそ1400人を対象にアンケート調査を行ったところ、満足度は100点満点中90.9点で、92.9%が「他の人にも勧めたい」としたほか、77.5%が「再訪問の意向がある」と答えたということです。
「ソウルタル」は現在、火曜日から日曜日までの正午から夜10時まで運営されていて、1回のフライトに最大20人を乗せ、15分間飛行します。
料金は、大人が2万5000ウォン、子ども・お年寄りは2万ウォンとなっていて、障がい者や団体などは割引を受けることができるということです。