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政治

野党 尹大統領の「弾劾案」本会議に報告 与党は反対

Write: 2024-12-05 10:15:11Update: 2024-12-05 17:04:45

野党 尹大統領の「弾劾案」本会議に報告 与党は反対

Photo : YONHAP News

最大野党「共に民主党」などが提出した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾訴追案が5日、国会の本会議に報告されました。野党は7日夜にも採決を行う方針です。一方、与党「国民の力」は弾劾に反対の立場を示しました。
 
「共に民主党」をはじめとする野党6党と無所属の国会議員合わせて191人は、尹大統領の弾劾訴追案を4日午後、提出しました。
 
弾劾の理由として、非常事態でもない状況で非常戒厳を宣布して憲法に違反したことや、その過程で国民の基本権が深刻に侵害されたこと、内乱未遂などを挙げました。
 
弾劾訴追案は本会議報告から24時間後、72時間以内に採決を行うため、野党は7日夜に採決を行う方針を決めました。
 
一方、与党「国民の力」は5日の議員総会で、尹大統領の弾劾に反対することで一致しました。
 
ただ、採決は無記名投票で行われるため、造反して賛成票を投じる可能性もあります。
 
弾劾訴追案の可決には、国会の在籍議員の3分の2にあたる200人の賛成が必要で、野党系の合わせて192人全員が賛成票を投じた場合、「国民の力」から少なくとも8人の賛成が必要となります。
 
「国民の力」の一部議員らは、尹大統領の退陣を公に要求しているため、党の指導部は、造反票を防ぐため、採決の方法についても苦慮するものとみられます。

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