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国際

米国務副長官「非常戒厳の宣布は尹大統領の誤判」

Write: 2024-12-05 11:03:05Update: 2024-12-05 11:10:09

米国務副長官「非常戒厳の宣布は尹大統領の誤判」

Photo : YONHAP News

アメリカ国務省のキャンベル副長官は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の非常戒厳の宣布と解除について、「尹大統領の判断は誤りだったと考えている」と述べました。
 
キャンベル副長官は現地時間の4日、ワシントンで開かれたフォーラムで、「同盟国である韓国の非常戒厳の情報をアメリカが把握できなかったのは、情報活動の失敗と見なすべきか」との質問を受けました。
 
これに対して、キャンベル副長官は、「今回の非常戒厳は、予測できないものであり、起こりそうにないことだった」としたうえで、「尹大統領の判断は誤りだったと考えている」と述べました。
 
そして、「韓国では、過去の非常戒厳への記憶が根強いため、否定的な反響を引き起こすだろう」と述べました。
 
また、韓国が政治的に二極化しているにも関わらず、両陣営が非常戒厳の手続きに問題があると同意したことについて、「民主主義の力が立証された」と賛辞を示しました。
 
キャンベル副長官は、「非常戒厳の宣布が違法であることを市民が明白にした」としたうえで、「韓国は今後数か月間、正常化に向けて挑戦に直面することになるが、アメリカの目標は、韓国との同盟を堅固にすることだ」と述べました。
 
また、「韓国の外交部長官や企画財政部長官、大統領室の関係者など、我々といっしょに働く多くの人も、尹大統領の措置に驚いている」と説明しました。

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