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政治

「非常戒厳」から1週間 数々の新事実明らかに

Write: 2024-12-10 15:08:05Update: 2024-12-10 16:41:05

「非常戒厳」から1週間  数々の新事実明らかに

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による「非常戒厳」の宣言から1週間が経ち、当初は明らかになっていなかった数々の事実が明るみになっています。
 
まず、尹大統領が非常戒厳を宣布した3日夜、武装した戒厳軍およそ280人が国会に投入されたとされていましたが、実際はこれより2倍以上多い700人あまりが国会に投入されたことがわかりました。
 
また、軍関係者によりますと、主要な政治家らを逮捕・拘禁するよう戒厳軍の上層部から指示を受けたとのことです。
 
逮捕するよう命じられた政治家には、禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長、最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表、朴賛大(パク・チャンデ)院内代表、金民錫(キム・ミンソク)最高議員、「祖国革新党」の曺国(チョ・グク)代表のほか、リベラル寄りとされるジャーナリストや、与党「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)代表も含まれていたということです。
 
一方、「非常戒厳」宣言直後、国会本会議を解散させ、主要な政治家を逮捕するよう命令を受けた、陸軍特殊戦司令部第707特殊任務団は、宣言の2日前に待機命令を受け、予定されていた訓練も中止したことがわかりました。
 
このことから、尹大統領は、事前に非常戒厳の準備を進めていたことがうかがえます。
 
また、戒厳司令官を務めた朴安洙(パク・アンス)陸軍参謀総長は、非常戒厳当時の特殊戦司令官との通話内容を説明するなかで、「テーザー銃や空弾の使用を建議した部隊があったが、国民に危害を与えるため許可しなかった」と明らかにしました。

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