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社会

軍司令部関係者5人の身柄を確保 戒厳をめぐる共謀を陳述

Write: 2024-12-18 14:27:51Update: 2024-12-18 14:45:32

軍司令部関係者5人の身柄を確保 戒厳をめぐる共謀を陳述

Photo : YONHAP News

「非常戒厳」を主導したとされる軍司令部関係者の身柄を確保した検察は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が事前に非常戒厳を企てた疑いがあるとみて、捜査をすすめています。
 
17日、戒厳司令官を務めた朴安洙(パク・アンス)陸軍参謀総長が拘束されたのを最後に、軍首脳部5人の身柄の確保が終わりました。
 
朴陸軍参謀総長は「非常戒厳」が出された当時、一切の政治活動の禁止など、憲法に反する内容を盛り込んだ「布告令」を自身の名前で出していました。
 
検察はこれまでにも、尹錫悦大統領に戒厳を進言したとされる金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官や、呂寅兄(ヨ・インヒョン)国軍防諜司令官、郭鍾根(クァク·ジョングン)陸軍特殊戦司令官など、国会への軍投入などに関与した軍の司令官3人をそれぞれ逮捕していて、捜査を加速させています。
 
また、検察は軍の関係者らを相次いで召喚し、事実関係の確認を行っていますが、その過程で「非常戒厳」を宣言する以前から事前に非常戒厳を企てていたということを確認したということです。
 
呂国軍防諜司令官は、「ことし11月、尹大統領が『非常戒厳』を宣言する意向を明らかにした上、予定されていた海外歴訪をせずに『非常戒厳』を宣言することについて、金前国防部長官に意見を求めた」と話したということです。尹大統領は先月、ペルーで開かれたAPEC首脳会議とG20=主要20か国首脳会議に出席しています。
 
さらに、呂国軍防諜司令官は、ことし5月と6月にも官邸などで食事をした際に、尹大統領が戒厳に言及していたと話したということです。
 
「非常戒厳」が出された当時、国会に軍を投入した郭陸軍特殊戦司令官も、拘束される直前に同様のことを野党議員を通じて伝えています。

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