メニューへ 本文へ
Go Top

政治

尹大統領の弁護人「内乱にあたらない」

Write: 2024-12-20 11:55:39Update: 2024-12-20 17:37:59

尹大統領の弁護人「内乱にあたらない」

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾裁判で、尹大統領の弁護を担当する石東炫(ソク・トンヒョン)弁護士は、3日の戒厳令の宣言は「内乱にあたらない」と改めて主張しました。
 
石弁護士は19日、記者からのインタビューで、尹大統領が会見を通じて「非常戒厳」の宣言を行ったことや、国会で解除案が可決したことを受け、宣言から2時間あまりで戒厳令を解除したことに触れながら、「予告して行う内乱、やめろと言われてやめる内乱がどこにあるのか」として、憲法に則った戒厳令の宣言であったと主張しました。
 
また、尹大統領が、国会に投入された軍に対し「国会議員を引きずり出せ」と指示したという疑惑について、「はっきりと言えるのは大統領も法律家であることだ。逮捕しろ、引きずり出せなどの表現は使っていないと言っていた」と述べました。
 
仮に、尹大統領がそのような指示を出していた場合、憲法に基づいて設置された国家機関、国会に対する武力による転覆、または権能の行使の妨害を試みたことになり、これは内乱罪の条件にあたります。
 
尹大統領の弁護団は、まだ結成されていませんが、内乱罪の条件を満たしていない点を強調することで、支持勢力の結束を図ろうとしているのではないかとみられています。
 
弁護団が、弁護人選任届をまだ提出していないことをめぐって「時間稼ぎだ」という声が出ていることに対しては、「時間稼ぎをしてきたのは野党だ」と否定しました。
 
石弁護士を始め、今後、結成される弁護団は、大統領に対する広報機能を強化するとしていて、今後、メディア戦に力を入れる方針を示しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >