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政治

「非常戒厳」関与疑惑 元情報司令官への取り調べ進む

Write: 2024-12-23 14:32:27Update: 2024-12-23 14:57:36

「非常戒厳」関与疑惑 元情報司令官への取り調べ進む

Photo : YONHAP News

「非常戒厳」宣言をめぐり、警察は、非常戒厳の計画段階から関与した疑いで逮捕されたノ・サンウォン元情報司令官に対し、取り調べを行っています。
 
ノ氏は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に非常戒厳を進言したとして内乱容疑で逮捕された金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官と親しい人物で、6年前に退役し、現在は「占い師」として活動しています。
 
ノ氏は、非常戒厳宣言の2日前、京畿道(キョンギド)のハンバーガー店でムン・サンホ情報司令官やその部下らと会合を持ち、「戒厳がもうすぐあるから準備しろ」などと言い、中央選挙管理委員会に軍を投入するよう指示した疑いが持たれています。
 
また、警察が押収したノ氏の手帳には、非常戒厳宣言後の軍部隊の進入対象として国会や中央選挙管理委員会が記載されていたほか、政治家や報道関係者を「一掃の対象」とする記述や「国会封鎖」といった単語も確認されており、手帳が重要な証拠となるか注目されています。
 
一方、ノ氏と同席していた情報司令部の大佐は、非常戒厳に関する事前協議に関与したことを認め、20日に公の場で謝罪しました。
 
大佐の弁護士によりますと、選挙管理委員会を制圧する計画として、職員名簿を奪うことや結束バンド、マスク、バンダナなどの使用について議論していたとされています。
 
尹大統領は今年4月の総選挙で野党が大勝したことについて不正選挙の可能性を指摘しており、非常戒厳宣言時には実際に軍部隊を中央選挙管理委員会に出動させていました。

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