今月末の旧正月=ソルナルの連休を控え、食品価格の安定を図るため、政府は、農畜産物や水産物を対象とする900億ウォン規模の割引支援に踏み切ります。また、ソルナルを迎え需要が高まる品目に対し、過去最大規模の26万5000トンを供給する計画です。
政府が9日、まとめたソルナル対策によりますと、政府は連休を前に農畜水産物の割引支援の予算として、およそ900億ウォンを投じることに決めました。
これを通じて、主な品目の消費者の購買価格を最大50%下げるほか、割安な贈り物セットを販売するなど、消費者の負担を軽減する計画です。
また、27日までの3週間、白菜や大根、梨、牛肉など、ソルナルを迎え需要が高まる16品目に対し、通常の1.5倍にあたる26万5000トンを供給します。
とくに需要が高まる白菜やお供え物にするりんごや梨については、供給量を通常の3.9倍にまで拡大するということです。
さらに、供給の不足が見込まれる梨の需要を補うため、バナナやオレンジ、マンゴーなどの輸入果物10種類に対して、ことし上半期まで通常より低い関税を適用し、供給の拡大を図ることにしました。