「将来就きたい職業」として、韓国の小学生の半数近くが芸能人やスポーツ選手を希望していることがわかりました。
韓国保健社会研究院とソウル大学の社会福祉研究所が発表した2024年の報告書によりますと、去年3月、小学校4年生から6年生の児童330人を対象に「将来就きたい職業」を調査したところ、「文化・芸術・スポーツの専門家および関連の職業」を挙げた回答者が圧倒的に多いことがわかりました。
調査では、一番なりたい職業と二番目になりたい職業について質問し、統計庁の韓国標準職業分類のうち、回答頻度が高い項目を基準に分析を行いました。
調査の結果、回答者の43.22%は「文化・芸術・スポーツの専門家および関連の職業」を選びました。これには、俳優や歌手、スポーツ選手、演劇・映画演出家、作家、記者などが含まれます。
その次に多かったのは、医師や看護師、薬剤師、漢方医など、「保健・社会福祉・宗教関連の職業」で、10.02%でした。
教授や教師などの「教育専門家や関連の職業」は3位、次いで裁判官や検事、弁護士などの「行政専門職」、シェフなどの「調理・飲食サービス」の順となりました。