韓国のポン・ジュノ監督の新作映画「ミッキー17」が、来月13日に開かれるベルリン国際映画祭で特別上映されることが決まりました。
アメリカのメディア「バラエティ」によりますと、「ミッキー17」は来月13日に予定されている第75回ベルリン国際映画祭で特別上映されるということです。
ポン監督の作品がベルリン国際映画祭で上映されるのは、2014年の「スノーピアサー」以来11年ぶりです。
映画「ミッキー17」は、アメリカの作家エドワード・アシュトンの小説「ミッキー7」を原作にしたSF作品で、氷の惑星で過酷な任務を繰り返す主人公ミッキーが、ある日、自身のコピーと出会うことで巻き起こる物語を描いています。
ポン監督が世界的に注目を集めた映画「パラサイト半地下の家族」以来、6年ぶりにメガホンを取った作品で、ハリウッド俳優ロバート・パティンソンや、Netflixのドラマ「BEEF(ビーフ)」でゴールデングローブ賞などを受賞したスティーヴン・ユァンが名を連ねています。
映画の韓国公開は2月28日、グローバル公開は3月7日に予定されており、ベルリン国際映画祭が世界初上映の場となります。