韓国とアメリカの空軍は、21日から4日間、北東部の江原道(カンウォンド)の原州(ウォンジュ)基地で、ことし初の合同訓練の「バディー・ウィング」を開始しました。
韓米の空軍が毎年行っている大隊級の合同訓練「バディー・ウィング」は、それぞれの空中戦力を韓半島内の空軍基地で交替で展開するもので、1991年に始まり、1997年から現在の名称で行われてきました。
今回の訓練は、韓国空軍から戦闘機「FA-50」や軽攻撃機「KA-1」、アメリカ空軍からは攻撃機「A-10」などが参加しています。
一方、「サンダーボルト」の名で知られる攻撃機「A-10」は、韓半島での退役を控えていて、合同訓練「バディー・ウィング」に参加するのは、今回が最後です。
「A-10」の退役は、「グレイイーグル」と呼ばれる無人機「MQ-1C」などの導入によるものだということです。