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国際

新大久保駅の転落事故から24年 李秀賢さんの追悼式が東京で開催

Write: 2025-01-27 15:02:12Update: 2025-01-27 15:26:32

新大久保駅の転落事故から24年 李秀賢さんの追悼式が東京で開催

Photo : YONHAP News

日本に留学中だった李秀賢(イ・スヒョン)さんが、駅のホームから転落した日本人男性を助けようとして死亡した事故から24年となる26日、東京で追悼式が開かれました。
 
当時26歳だった李さんは、2001年1月26日、JR山手線の新大久保駅でホームから転落した男性を助けようと、カメラマンの関根史郎さんと一緒に線路に降り、入ってきた電車にはねられて3人とも亡くなりました。
 
それ以降、李さんは韓日友好の象徴とされ、毎年1月26日には新大久保駅などで追悼行事が行われています。
 
去年まで、「新大久保駅転落事故追悼式」という名で開催されてきた追悼式は、ことしから「義人・故李秀賢追悼文化祭」という名称に変わりました。
 
追悼式には、李さんの母親の辛潤賛(シン・ユンチャン)さんをはじめ、およそ150人が参列しました。
 
朴喆熙(パク・チョルヒ)駐日大使は、キム・ヒョンスク東京総領事が代読した追悼のメッセージで、「崇高な犠牲精神と勇気ある行動が多くの人々に大きな感動を与えた。とくに韓日両国の国民に国境を越える友好と協力の意味と重要性を教えてくれた」と讃えました。
 
また、韓日がことし国交正常化60周年を迎えることに触れ、「李さんの精神を受け継いで、両国の国民が互いに手を取り合って前に進めば、韓日関係はより発展的で未来志向的なものになるだろう」と強調しました。

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